シルエット

何気ないことが幸せだと君がふとつぶやいたんだ

キンプリは、いいぞ。※Jrの話

「またすぐに会えるよ。」そんな言葉を残し、活動継続が決まったのにも関わらず別売りになってしまった彼らの話をします。*1

実に8か月ぶりに野球大会でサマーステーションを歌うこととなり、昨日のMステ、そして今日のSexy Zoneの代々木のコンサートにて幻と化してしまいそうだったBounce to Night披露となりました。

自担があのくくりの中で頑張っている姿を見られたことはとても、とても嬉しかったです。

クリエAが発表になったときには違和感しかなく、クリエに行って受け入れてもいいかなあ、になり、キンプリと名前がついて違和感を感じ、サマステ・サマパラに行って愛しい、大好きになりました。

関西でも関東でも、れんくんが頑張れる場所がある限り応援したい。そんな気持ちで応援を続けてきましたが、仕事が決まるたびに、前に出されるたびに批判を受ける理不尽さに悔しい思いをすることも何度もありました。度重なるグループ解体、対してまとまりと勢いを増す関西Jrに、応援する立場にも関わらず歯がゆく思うこともありました。*2あの夏に感じた「もっともっと上を目指せる、上に上っていける」という直感が、確信になってほしい。そんな思いで、偶然か必然かで再び同じステージに立つことができた彼らにエールを送りたいと思います。

夏に決まった現場を超えた先に、何があるのかはわからないけれど、今年の夏も、あの場所では、いつもより楽しい夏であってほしいから。

「キンプリは、いいぞ。」

*1:映画の方ではないですよ。興味はあったけど。

*2:春松竹にも行ってきました。大好きだけど、自担が抜けてあの強さ、勢いが生まれたと思うと少し悔しい気持ちになりました。それでもやはり彼らには夢を追いかけ続けてほしいと思います。

ジャニヲタが俳優の舞台挨拶に行った話

少し前になるが、好きな女優さんが舞台挨拶をするということで映画の舞台挨拶を見に行った。少年たちの美の儚さと成長をエロスとバイオレンスを交えて表現したような映画でエロいグロいを除くと非常に面白い映画だった。*1

舞台挨拶はBBJのときに参加させてもらったくらいで、俳優さんの舞台挨拶に伺うのは初めてだった。会場に入る前からして女性がとても多いのは感じていたけれど、舞台挨拶が始まったくらいからがすごかった。

黄色い声援、少しはにかむ俳優さん。MCの方からの質問を受けて答えるところに「〜のことも聞きたいな〜!」なんてぐいぐいと言葉を投げかけるファンのみなさん。距離感が近い芸能人とはこんな風に関われるのだなあと。「僕、よく来ててださる方はわかるんですよね〜」なんて俳優さんが言ってしまうものだから、メロメロにされてしまうのだろうなあと思う。

比べることでもないけれども、ジャニーズは、アイドルは、アイドル=偶像としての「彼」とファンのみなさんとしての「わたし」がいるから成立しているものなのかなあと思う。若手の子たちの中には濃厚な個人に向けたファンサをする子もいるけれど、将来、たくさんの人に愛されるアイドルとなるにはもっとたくさんの人に目を向けていくことが必要になる。「ファンのみなさん、いつも応援ありがとう。」と言ってくれることが最高のファンサになるだろう。こちら側も「ファンのみなさんである自分」を意識しつつアイドルを見守りたい。

しかし、あのようなシアターの小さな箱の中で自担が見られるとなれば舞い上がるだろうなあなんて思う。映画にでも出演しないとできないことだが。とりあえずは次の現場を待つのみである。

*1:Sexy Zoneの美少年共和国時代をグンとエログロにした感じ。勝利くんとかいそうな世界観だった。

卒業おめでとう。

ジャニーズ銀座2016が発表になった。多くの人の予想を裏切って、担当と担当グループの名前はその中にはなかった。その情報を見てわたしはなぜかほっとした。

ジャニーズ銀座とは4月~6月にシアタークリエで行われるジャニーズJrが座長をつとめる公演である。*1会場規模の大きさからチケット争奪戦は毎年激戦で、公演期間中は気を揉むことが多い。

永瀬くんはそんな会場で2年間メインをつとめることとなった。*2一昨年のAge/Jr公演で持て余していたクリエという小さくて大きい箱に、去年のクリエAでは収まりきらないほどの強さと人気を持ち合わせてしまっていたことがあって、今年あの小さい箱に戻ることが恐ろしくて仕方がなかった。お休みなのか、はたまた新しい"何か”の前兆なのかは今の時点ではわからない。しかし、もしあの小さな劇場を飛び出し、新しいステージに進むことができるのだとしたらこんなに喜ばしいことはないと思う。

だから今は、ひとまず卒業おめでとう、と言いたい。そして、次の”何か”の知らせを待ちながら春を待ちたいと思う。*3

末筆ながらふぉ~ゆ~のみなさんも卒業おめでとうございます。外部のお仕事の決まっている辰巳さん、越岡さんのこともあってのことでしょうが。4人のタイミングが合う段階で、コンサートのお仕事がありますように。

*1:基本的には。中山優馬くんや聡マリは公演に出演していた。

*2:去年のクリエAのイメージが鮮烈すぎて忘れ去られているかもしれないが、2014年にもSexy Age/Sexy Jr公演に出演している。Most cawaii of the concertsをあげたいほどにいとおしいコンサートの一つだ。

*3:これで来年また公演があったら「おかえり」と言ってしまうのだろうけど。裏腹なおたく心である。

拝啓、17歳の君へ

今日は永瀬廉くん17歳のお誕生日でした。おめでとうございます!

わたしの中では出会ったときの14歳のれんくんのままのような気持ちがしているのでもう17歳なんだなあと思うと時間が経つのは早いものだなあ、なんて。

そんな今日はJohnny's Worldを観劇してきました。髪を茶色く染めて、前髪を横分けしてして固めていたれんくん。前よりも大人っぽく、凛々しく見えました。舞台の上でたくさんの共演者のみなさんとコンタクトをとっているのを見て、とてもほっこりとした気持ちになりました。*1ドラムを叩く姿も、バトンを回す姿も、歌にダンスにアクロにフライングに取り組む姿も全てが若くて、力強くて眩しかったです。

16歳の1年間は座長公演をさせてもらったり、東京に出ることになったり、グループを組んだり、そのグループでの活動に勤しんだりと飛躍の1年でした。東京に出て行った直後の雑誌での不安そうな表情を見て、出て行くことに意味はあったのかなと考えることも多くありましたが、1年かけて、パフォーマンスや周りとの関係性を通じてこれもきっと意味があることだったんだなと思わせてくれたれんくんに、これからも細々とついていきたい所存です。これからも、謙虚なところ、心配症に見えて大胆なところといったれんくんらしさを忘れることなくパフォーマンスに取り組んでくれますように。

*1:ふみきゅんとがっつりハグして「おめでとう」を言われていたのを見たときには双眼鏡握りしめて震えました。いつも絡んでくれるふっか、あべくん、はっしー他みなさんもありがとう。

2015年現場総括

今年も残すところあと1日となったので今年の現場の総括を。

 

1月 新春Johnny's World

2月 なし

3月 関西ジャニーズJr.春休みスペシャルShow2015

4月 ジャニーズ銀座クリエ A公演

5月 Sexy Power Tour in 大阪城ホール、ガイシホール

    ジャニーズ銀座クリエ A公演 

6月 A.B.C-Z. Early Summer Concert in 大阪城ホール

7月 ガムシャラサマーステーション特別公演

  ガムシャラサマーステーション武vs覇公演

8月 ガムシャラサマーステーション特別公演

  少年たち

  Summer Paradise 勝利ソロコンサート in TDC

  Kis-My-WORLD in 京セラドーム大阪

9月 DREAM BOYS

       Endless SHOCK in 梅田芸術劇場メインホール

10月Endless SHOCK in 博多座

11月ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism in 京セラドーム大阪

12月Johnny's World

        REPAIR~あなたの人生修理しませんか?~ in 梅田芸術劇場シアタードラマシティ

  関西ジャニーズJr. X'mas Show2015

 

2月は卒論の関係で忙しかったことと行きたい現場がなかったこともあり、どこにも行かなかったがそれ以外は月に一度は何かしらの現場に行く楽しい1年だった。

こうして見ると永瀬くんの現場は1,3,4,5,7,8,12月と、1年の半分以上を占めており、実際に現場に行くだけでなくレポを見ることでずいぶん楽しい気持ちにさせてもらったことには感謝感謝の一言である。

Sexy Power Tour名古屋で勝利ソロの「好きだよ」に永瀬くんがつくと聞いて弾丸でお譲りいただける方を探して入ったこと、A.B.C-Z.のコンサートでメインステージに5人だけで並ぶシルエットを見てこうして並ぶことのできないグループに思いをはせて涙したこと、Endless SHOCK梅芸で辰巳さんの感情溢れるダンスを見て思い余って博多座まで遠征したこと、新生関西Jr.の活動を見守れたこと、どれもこれもいい思い出だ。

いろんなものを見れば見るほど見守りたい人が増えて事務所担にならざるを得ないところがあるが、来年も見守りたい人たちの活動を応援していけたらと思う。ただ、来年も、一番に見守りたい人が永瀬廉くんであれば良いなと思う。

2016年も見守りたい人たちがたくさんのお仕事に恵まれることを願っている。私生活では進路を決める時期なのだが、就活の波にのまれることなく、自分のペースで進んでいきたい。そんな日々のスパイスとして、楽しい現場に行けることを楽しみにしていたい。

みんないってしまう

今年が終わって、新しい1年が始まろうとしている。今月に入って、周りのお友達で別の子に担降りする話を何度も聞いた。そうした担降りのご挨拶を見るにつけ、寂しい気持ちが広がっていく。そんなときにふと思い出したのが山本文緒さんの「みんないってしまう」だ。

『この手の中に確かにあったと思ったものが、みんな掌から零れ落ちてしまった。』

この1年間で永瀬くんは何を失っただろう。関西での活動拠点、共に夢を追ってきた仲間、共に夢を追おうとした仲間…という悲しい喪失があったのは事実だ。でも、舞台上での所在なさ、他の話せる人へのMCでの甘え、ダンスへの苦手意識など、東京に活動拠点を移し、グループを組んで活動をしたことで得られたものもあるはずだ。だから、今年の活動で失ったことも、得たことも、その活動自身も私は全て意味があったものだと信じたい。

『ひとつ失くすと、ひとつ貰える。そうやってまた毎日は回っていく。幸福も絶望も失っていき、やがて失くしたことすら忘れていく。』

きっと彼は来年も何かを失い、何かを得て活動を続けていくだろう。そんな彼がどんな風にそれを受け止め、歌やダンスやお芝居に繋げていくのか、見守っていきたい次第である。

とんでもない沼に片足突っ込んでる話

近づいては危険だと思うほど、人は近づきたくなってしまうものらしい。

ふぉ〜ゆ〜の主演舞台、「REPAIR〜あなたの人生修理しませんか?〜」を観劇させていただいた。

ふぉ~ゆ~というと、Kinki Kids、特に光一さんの腹心の部下というイメージが強く、歌番組のときにバックダンサーを務めていらっしゃる姿が印象的だった。5月に放送された少クラのワンコーナーで「Black Joke」を披露されたのを見てからふつふつと気になる気持ちが湧き始め、「Endless SHOCK」梅芸を観劇、そこから一気に気になる気持ちが高まっていた。しかし梅芸でのSHOCKは辰巳さん、松崎さんのつ~ゆ~が出演されているのみ。福田さんと越岡さんを生で拝見するのは初めてだった。

観劇させていただいて感じたのはそのスキルの高さ。踊りの躍動感。それを際立たせる美しい肢体。立ってるだけで様になり、ただただかっこいい。また、ミュージカルで鍛えられた発声から繰り出される美声。地声で客席までしっかり声が届く。

個人の性格と真逆のようでリンクしているような配役にも面白みがわいた。細かいことを気にしないぶっきらぼうでアツいダイスケに超心配性の辰巳さん。イヤミったらしくプライドの高いトオルに人間味のある福田さん。お人好しで自信がなくてうじうじなナオキにスマートな印象を受ける越岡さん。正義感が強く妹思いのマコトに天然なイメージの強い松崎さん。見事に演じ切っていた。

脇を固める西岡さん、唯月さん、林田さんとの絡みもアドリブも最高だった。

なによりもステージを見守る客席が温かくて、いいなあ好きだなあが詰まっていた。

昔、クイズ番組の中でタレントが曲を出すことになったとき、女性タレント3人組が歌を披露した後、プロデューサーが「可愛いなあ~」と褒め、女性タレントたちが嬉しそうにうつむいて微笑む姿を見るにつけうらやましいような微笑ましいような気持ちになったことを思い出す。

カーテンコールでファンの方々の拍手、スタンディングオベーションに対して嬉しそうにしているふぉ~ゆ~のみなさんを見ていて、同じように微笑ましくくすぐったい気持ちになった。

所謂舞台班の方々を好きになってしまうと抜け出せない沼にハマってしまうのではと思い、今まで見ないようにしてきたが、見れば見るほど好きになるしかないじゃないかと思ってしまう。これまでのことはわたしには本当の意味で理解はできないのだと思う。ただ、願わくば、これからを見守らせてほしい。

「小さな奇跡を積み重ねて」またシアタードラマシティに戻ってこられることを楽しみにしていたいと思う。とりあえず来年のSHOCK、見に行きたいけど見に行けるのか…。